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⭐︎ FXのトレンド判断のコツを初心者でもわかりやすく解説!

FX取引では、トレンドの見極めがとても重要です。トレンドとは、為替相場の方向性のことで、上昇トレンド、下降トレンド、レンジの3つに分けられます。トレンドに乗ってエントリーすることで、利益を最大化することができます。

しかし、トレンドを見つけるのは簡単ではありません。相場の約7割がトレンドが発生していないレンジ相場だからです。そこで、この記事では、トレンド判断の方法やコツを初心者でもわかりやすく解説します。トレンド判断の基本を身につけて、FXトレードのスキルアップを目指しましょう!

【トレンド判断の方法】

トレンド判断の方法はいくつかありますが、ここでは3つの方法を紹介します。それぞれの方法にはメリットとデメリットがありますので、自分に合った方法を選んでください。

高値・安値の切り上げ・切り下げ

高値・安値の切り上げ・切り下げとは、チャート上の高値や安値が前回よりも高くなったり低くなったりすることを指します。高値が切り上がり、安値が切り上がる場合は上昇トレンド、高値が切り下がり、安値が切り下がる場合は下降トレンドと判断できます。この方法は、一目でトレンドの方向性を把握できるというメリットがあります。しかし、高値や安値が一時的に変動する場合もあるので、注意が必要です。

インジケーターを使った判断

インジケーターとは、チャートに表示される数値や線のことで、相場の動きを分析するためのツールです。インジケーターには様々な種類がありますが、ここではトレンド判断に役立つものを紹介します。それは、移動平均線MACDです。移動平均線とは、過去の相場の平均値を線で表したもので、相場の流れを追うことができます。移動平均線が上向きになっていれば上昇トレンド、下向きになっていれば下降トレンドと判断できます。MACDとは、移動平均線の差を表したもので、トレンドの強さや転換点を示すことができます。MACDがプラスになっていれば上昇トレンド、マイナスになっていれば下降トレンドと判断できます。インジケーターを使う方法は、数値や線が目に見える形でトレンドを示すというメリットがあります。しかし、インジケーターは過去のデータに基づいているので、相場の変化に遅れることがあるので、注意が必要です。

トレンドラインの引き方

トレンドラインとは、チャート上に引く線のことで、トレンドの方向性や強さを示すことができます。トレンドラインは、高値や安値を結んで引くことで作ることができます。トレンドラインが上向きになっていれば上昇トレンド、下向きになっていれば下降トレンドと判断できます。トレンドラインを引く方法は、自分でトレンドを見つけることができるというメリットがあります。しかし、トレンドラインの引き方には主観が入ることがあるので、注意が必要です。

【トレンドラインを使ったトレードのコツ】

トレンドラインを使ったトレードのコツを紹介します。トレンドラインは、トレンド判断だけでなく、エントリーのタイミングや利益確定の目安にもなります。以下のポイントを押さえて、トレンドラインを使ったトレードをしてみましょう。

長時間足(日足)にトレンドがある場合にエントリーする

トレンドを見つけたら、まずは長時間足(日足)で全体の流れを把握しましょう。長時間足にトレンドがある場合は、そのトレンドに沿ってエントリーすることがおすすめです。長時間足にトレンドがない場合は、短時間足でトレンドを探すこともできますが、その場合はトレンドが弱くてすぐに変わる可能性が高いので、注意が必要です。

トレンドの始点を意識する

トレンドの始点とは、トレンドが発生した要因や場所のことです。トレンドの始点を意識することで、トレンドの信頼性や強さを判断することができます。トレンドの始点は、経済指標の発表や世界的なイベントなどのファンダメンタルズ要因や、ヘッドアンドショルダーや重要な支持抵抗ラインの超え方などのテクニカル要因によって発生します。トレンドの始点を見つけたら、そのポイントを参考にしてエントリーすることがおすすめです。

3点目の反発が確認できたらエントリーする

トレンドライン上で3点目の反発が確認できたら、思い切ってエントリーしましょう。3点目の反発とは、トレンドラインに触れて跳ね返った3回目のポイントのことです。3点目の反発が確認できるということは、トレンドラインが強いサポートやレジスタンスとして機能しているということです。そのため、3点目の反発を確認したら、トレンドに乗ってエントリーすることが有効です。ただし、時間をかけすぎるとタイミングを逸してしまう可能性があるので、注意が必要です。

【トレンド終わりにエントリーしないための注意点】

トレンドが終わるときには、相場の動きが不安定になることが多いです。そのため、トレンドに乗ってエントリーするのではなく、トレンドの反転やブレイクアウトを狙うことが有効です。以下のポイントを押さえて、トレンド終わりにエントリーしないようにしましょう。

周辺の支持抵抗線を理解する

トレンドが終わる場所は、しばしば支持抵抗線に近いです。支持抵抗線とは、相場が反発したり押し戻されたりするラインのことです。支持抵抗線が壊れると、トレンドが終わる可能性が高まります。ですから、周辺の支持抵抗線がどこにあるのかを理解することは重要です。支持抵抗線を見つける方法は、過去の高値や安値を結んで引くことや、インジケーターを使うことなどがあります。支持抵抗線を見つけたら、そのラインを超えるかどうかを注視しましょう。超える場合は、トレンドの反転やブレイクアウトのサインとなります。超えない場合は、トレンドが続いている可能性があります。

ローソク足の形でも判断する

トレンドの終わりには、ローソク足の形が大きなヒントをくれます。ローソク足とは、相場の始値・高値・安値・終値を表した図形のことです。ローソク足の形には、トレンドの弱さや反転の可能性を示すものがあります。例えば、逆ハンマーや墓碑のような陰線が出現すれば、トレンドの弱さや反転の可能性が高まります。逆に、陽線が続けて出現し続けていれば、トレンドはまだ続いている可能性があります。ローソク足の形を見ることで、トレンドの力強さや弱さを把握しましょう。ただし、ローソク足の形だけでは判断しきれないこともありますので、他の要素と合わせて判断しましょう。

他の指標を使って判断する

トレンドの終わりを見極めるために、他の指標も使うことをおすすめします。たとえば、RSIやストキャスティクスなどのオシレーター指標は、相場の過剰買われや過剰売られを示すことがあります。オシレーター指標が上限や下限に近づくと、トレンドの反転やブレイクアウトの可能性が高まります。オシレーター指標を使って判断することで、さらに確信を持ってトレンドの終わりを見極めることができます。ただし、オシレーター指標も予測には限界があることを忘れずに、トレンドラインやローソク足との組み合わせで判断することが大切です。

【まとめ】

FX取引におけるトレンド判断のコツをお伝えしました。トレンド判断の方法やコツを理解して、トレンドに乗ってエントリーすることで、FXのトレンドを見極める能力が向上し、より良い取引ができるでしょう。トレンド判断は経験を積んでいくうちに上手くなっていくものなので、焦らずじっくり学んでいきましょう!トレードにはリスクがあることを忘れずに、賢明に判断してくださいね。