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ADXとDMIでトレンドの波に乗る!パラボリックとヒドゥンダイバージェンスの活用法も紹介

ADXとDMIとは?

ADXとDMIとは、トレンドの方向性や強弱を測るためのテクニカル指標です。ADXはAverage Directional Movement Indexの略で、トレンドの強さを表します。DMIはDirectional Movement Indexの略で、+DIと-DIの2つの線からなります。+DIは上昇トレンドの強さを、-DIは下降トレンドの強さを示します。

ADXとDMIを組み合わせることで、トレンドの状況をより詳細に分析することができます。

ADXとDMIの基本的な使い方

ADXとDMIは、トレンドの方向性や強弱を把握するための優れたインジケーターです。ADXとDMIの基本的な使い方は、以下のようになります。

ADXが25以上であれば、強いトレンドが発生していると判断できます。ADXが25以下であれば、トレンドが弱いか、レンジ相場になっていると考えられます。ADXは、トレンドの強さを測るだけで、トレンドの方向性は測りません。トレンドの方向性を測るには、+DIと-DIを見る必要があります。
+DIと-DIの位置関係で、トレンドの方向性を判断できます。+DIが-DIより上にあれば、上昇トレンドが優勢です。-DIが+DIより上にあれば、下降トレンドが優勢です。+DIと-DIが交差するときは、トレンドの転換点となります。

+DIと-DIが交差するときは、エントリーポイントとして注目すべきです。しかし、+DIと-DIが交差するだけでは、トレンドの転換が確定したとは言えません。他の要素と併せて判断する必要があります。

ADXとDMIの応用的な使い方

ADXとDMIは、他のテクニカル分析手法と組み合わせることで、より効果的にトレンドの波に乗ることができます。ここでは、パラボリックとヒドゥンダイバージェンスとの組み合わせについて紹介します。

パラボリックとは、トレンドの方向と速度を表す点の集まりです。パラボリックは、ローソク足の上にあれば売り圧力が強く、下にあれば買い圧力が強いということを示します。

パラボリックローソク足の位置を変えるときは、トレンドの転換のサインとなります。パラボリックは、トレンドの方向性を補強する役割を果たします。

パラボリックの位置と+DIと-DIの位置が一致するときは、トレンドの方向性が強いということです。パラボリックの位置と+DIと-DIの位置が逆転するときは、トレンドの方向性が弱いということです。
ヒドゥンダイバージェンスとは、トレンド継続のサインを示すダイバージェンスの一種です。ダイバージェンスとは、価格とオシレーターの間に相違が生じることを指します。ヒドゥンダイバージェンスは、価格がトレンドに沿って高値更新や安値更新をしているのに、オシレーターがそれに反して高値更新や安値更新をしないときに発生します。

ヒドゥンダイバージェンスは、トレンドが続く可能性が高いということを示します。ヒドゥンダイバージェンスは、トレンドの継続を予測するヒントとなります。ヒドゥンダイバージェンスが発生するときは、トレンドに逆らわずに、トレンドに沿ってエントリーすることができます。
パラボリックの変化とヒドゥンダイバージェンスが同じ場所で発生したときにエントリーすることで、トレンドに乗るチャンスを逃さずに利益を上げることができます。例えば、上昇トレンドが続いているときに、パラボリックローソク足の下から上に移動し、同時にヒドゥンダイバージェンスが発生したときは、買いでエントリーすることができます。このとき、+DIが-DIより上にあり、ADXが25以上であれば、上昇トレンドが強いということです。

逆に、下降トレンドが続いているときに、パラボリックローソク足の上から下に移動し、同時にヒドゥンダイバージェンスが発生したときは、売りでエントリーすることができます。このとき、-DIが+DIより上にあり、ADXが25以上であれば、下降トレンドが強いということです。
エグジットポイントは、パラボリックの変化やADXとDMIの値の変化に応じて決めます。パラボリックローソク足の位置を変えたときや、ADXが25以下になったときや、+DIと-DIが交差したときなどは、トレンドの終了のサインとなります。そのときに、利益確定や損切りを行います。

まとめ

ADXとDMIは、トレンドの方向性や強弱を測るためのテクニカル指標です。ADXはトレンドの強さを、+DIと-DIはトレンドの方向性を示します。ADXとDMIをパラボリックやヒドゥンダイバージェンスと組み合わせることで、トレンドの波に乗るためのエントリーとエグジットのタイミングを見極めることができます。ADXとDMIを使って、トレンドフォローの戦略を実践してみましょう。